秩父札所十二番 【埼玉県秩父市:仏道山・野坂寺】

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仏道山(ぶつどうざん)・野坂寺(のさかじ)

宗派/臨済宗南禅寺派  本尊/聖観世音菩薩

この札所は山門が重層入母屋造りで左右の花頭窓の内に十王像が安置され寬保元年(1741)の建立である。その昔、甲斐の商人種々の具を商い来て秩父の山路に至り賊に遭い、命も危ないとき一心に観世音を唱えるに不思議や賊難を免れたという。商人は、後に、観音の利益を敬い甲斐より秘蔵の聖観世音の立像を安置し、この野坂寺を建立したという縁起がある。野坂寺への巡礼道の途中にある羊山公園は、丘陵上にある芝桜の名所でもあり、約千本の染井吉野や八重桜が咲き乱れている。

御詠歌 「老いの身に 苦しきものは 野坂寺
           いま思い知れ 後の世の道」

「童顔の六地蔵」

童顔の六地蔵尊個々に“心”の文字が刻まれている。
1, 人の為に動く無畏の心
2, 思いやりの心、人と共に生きる心
3, 穏やかな心、灯りのある心
4, 無策の心、子供のいたずら心の如し
5, 喜んで人の為に祈る心
6, 虛空の如く広く深く明るい心

「重層楼門造りの山門」

春には桜が美しい野坂寺の参道を行くと重層楼門造りの山門が立つ。山門の左右の花頭窓の中には、閻魔大王をはじめとする十王像が並んでいる。

「山門の内部」

山門内部には、怒り、病気、煩いを預かってくれる“預かり観音”など、いろいろな願いをかなえてくれる観音像が点在している。

「野坂寺・本堂」

毎年8月16日の夜に行われる盆送りは、境内に灯篭供養塔が組み立てられ、1200個の灯篭が高さ16㍍に積み上げられる。これに灯りがともり精霊送りが夜半まで続けられ、夏の夜の風物詩となっている。

「拝向の3頭の巻き龍」

この札所の開創(室町時代)は、現在の本堂の裏山にあった野坂観音堂から始まっている。野坂寺の六世仏海和尚が野坂寺と野坂観音堂とを合併した、とされている。

「子授け観音」

本堂の右手にお堂があり、ここに、子授け観音と呑龍上人が祀られている。この観音様にお願いして、子供が授かったら呑龍上人に子供の無事成長をお願いする。

名称仏道山・野坂寺
住所埼玉県秩父市野坂2-12-25
35.984014,139.08567
野坂寺の御朱印 野坂寺の御朱印
御詠歌「老いの身に 苦しきものは 野坂寺
      いま思い知れ 後の世の道」

撮影日:2011年11月26日