秩父札所十六番 【埼玉県秩父市:無量山・西光寺】

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無量山(むりょうざん)・西光寺(さいこうじ)

宗派/真言宗豊山派  本尊/千手観世音菩薩

昔、円比丘という僧がいた。ある夜、月を眺めていると老婆が現れ、「観音様をまねくからどうか私の菩堤を弔ってほしい」と言って姿を消した。円比丘がさっそく霊を供養すると、約束どおり観音像を授かり御堂を造って納めた。それが西光寺の千手観音様といわれている。この御堂は、最古の観音堂と思われる。御堂に残る種々の造作の跡から元来のすがたと種々の変遷を経たことが想像される。また、御堂内より元禄、享保等の紀年を有する多くの納札が発見され、その納札(木札)を打ち付けた柱の無数の釘跡が歴史を感じさせる。

御詠歌 「西光寺 誓いを人に 尋ぬれば
          ついの住家は 西とこそ聞け」

「札堂(ふだどう)」

この札堂は、現在の本堂が建てられるまでは、本尊が安置されていた観音堂だった。柱には納札(木札)を打った釘や釘跡が無数残っている。

「山門」

4月になると、山門の脇の枝垂れ桜も満開になる。毎年4月10日は、地元の人が集まって、金毘羅様の縁日が行われ、美しい枝垂れ桜の下で賑わう。

「本堂」

本堂は寄棟造りの大きな建物で江戸中期の建立といわれている。本尊の千手観世音は行基作と伝わり、正面の欄間には釈迦の涅槃蔵がある。

「千手観世音菩薩」

千手観世音菩薩は、千本の手それぞれに一眼をもつとされ、千本の手は、どのような衆生にも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広さを表している。

「招福・酒樽大黒」

境内の左側に、茅葺き屋根をのせた大きな酒樽があり、1日3合、30年分の酒が入るという、中にこぶりの大黒天が祀られている。

「回廊堂」

本堂の脇から山門近くまで回廊堂がある。堂内には四国八十八ヵ所の本尊の模像が祀られている。ここに参拝すれば、四国の霊場を巡礼したと同じご利益があるという。

名称無量山・西光寺
住所埼玉県秩父市中村町4-8-21
36.000794,139.077482
西光寺の御朱印 西光寺の御朱印
「西光寺 誓いを人に 尋ぬれば
    ついの住家は 西とこそ聞け」

撮影日:2011年11月26日