秩父札所十七番 【埼玉県秩父市:実正山・定林寺】

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実正山(じつしょうざん)・定林寺(じょうりんじ)

宗派/曹洞宗  本尊/十一面観世音菩薩

この札所は四間四面の簡素で均斉のとれた観音堂である。内陣(本堂内部)は古風な阿弥陀堂のように念仏回廊が回っている。本尊は十一面観世音菩薩で、寄木造りで玉眼入り、腰を少しひねっている姿に特徴がある。昔、東国の方にわがままな殿様が住んでいた。ある日、家来の林太郎定元が苦言を述べたことに腹を立て、殿様は定元を追放してしまった。その後定元とその妻はあいつで病死し、取り残された子供はお寺に引き取られた。ある時、殿様が定元の子供に会い、深く反省し、その子供に林源太郎良元と名づけ、領地を授け御堂を建てて"定林寺"とした。

御詠歌 「らましを 思ひ定めし 林寺
         かねききあへづ ゆめぞさめける」

「百観音尊容の梵鐘」

この梵鐘(ぼんしょう)には西国、坂東、秩父百観音のご本尊が浮き彫りにされ、それぞれの札所の御詠歌が刻まれている。精巧な作品で貴重な工芸品として県の有形文化財にも指定されている。

「参道より本堂を望む」

定林寺は、平将門の子孫・壬生良門の忠臣林太郎定元の墓があるところから、定林寺と名付けられたとされるが、地元の人は、林寺とも呼んでいる。

「本堂の拝所」

観音堂は四間四面の宝形造りで回廊をめぐらしている。長享年間(1487~88)の札所番付では第一番札所となっている寺である。

「観音堂」

民家に囲まれた観音堂は親しみが持て、子供たちの格好の遊び場になっている。このお寺にも観音霊場独特の子供にまつわる悲しい話がある。

「本尊」

本尊は高さ55センチの十一面観世音菩薩である。玉眼入りの顔は穏やかで、曲線の美しい観音様だが午歳以外は拝観できない。

「地蔵尊」

弁財天と地蔵尊が祀られている。弁財天は、開運、長寿、招福のご利益。地蔵尊は子育てのご利益があるとして、観音様参拝の帰りにお詣りする人が多い。

名称実正山・定林寺
住所埼玉県秩父市桜木町21-3
36.005854,139.084273
定林寺の御朱印 定林寺の御朱印
「あらましを 思ひ定めし 林寺
    かねききあへづ ゆめぞさめける」

撮影日:2011年11月26日