秩父札所二十一番 【埼玉県秩父市:要光山・観音寺】

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要光山(ようこうさん)・観音寺(かんのんじ)

宗派/真言宗豊山派  本尊/聖観世音菩薩

この堂は、通称"矢之堂"と称し、本尊は聖観世音菩薩で他に幾体かの仏像がある。大正12年近隣の小学校火災の飛び火により全焼したが、再建された。観音堂が「矢之堂」ともよばれているのには、いくつかの由来話がある。その昔、行基菩薩がこの地を訪れ、八幡の社地に「聖観音」の像を刻み、祀ろうとした。これを伝え聞いた所の悪鬼共が、観音像の開眼の日に火の雨を降らせて妨害した。その時白馬にまたがった八幡神が現れ神矢を放ち悪鬼を打ち払ったという。

御詠歌 「梓弓 いる矢の堂に 詣で来て
           願ひし法に あたる嬉しさ」

「八幡宮」

昔、この観音寺は、八幡宮の社地で、観音様を安置するとき、この一帯の悪鬼共が反抗して火の雨を降らせた。このとき土地の守り神の八幡宮が鏑矢(かぶらや)を放って火を追い払った。

「六地蔵尊と観音堂」

境内はこぢんまりとしている。秩父の札所の観音堂は銅板葺きの屋根が多いためか、この瓦葺きの観音堂が新鮮に見える。

「参拝する巡礼者」

大正12年夏、近隣の小学校から出火し、延焼に遭ったが、本尊の聖観世音菩薩だけは奇跡的に運び出された。現在の観音堂は、小鹿野町の廃寺を移築したものである。

「観音堂内陣」

本尊は、像高30センチの聖観世音菩薩。火難に対して霊験あるところから「火除けの観音様」と呼ばれている。

「宝篋印塔と地蔵尊」

境内には、六地蔵尊の他に11体の地蔵尊があり、その後宝暦14年建立の宝篋印塔(ほうきょういんとう)も立っている。これは歴史的価値の高いものである。

「寺の背後の武甲山を望む」

寺の背後には長尾根丘陵続く。風光明媚な武甲山の山脈を眺めることができる。街道沿いには芭蕉の句碑や地芝居役者の供養塔などがある。

名称要光山・観音寺
住所埼玉県秩父市寺尾2354
36.015904,139.077877
観音寺の御朱印 観音寺の御朱印
「梓弓 いる矢の堂に 詣で来て
     願ひし法に あたる嬉しさ」

撮影日:2012年5月12日