秩父札所三十二番 【埼玉県小鹿野町:般若山・法性寺】

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般若山(はんにゃさん)・法性寺(ほうしょうじ)

宗派/曹洞宗  本尊/聖観世音菩薩

昔々、武州豊島郡からこの地に豊島権守の娘が嫁にやってきた。その娘が実家に帰るため"さいが淵"を通りかかった時、突然、悪魚に襲われてしまい溺れそうになった。すると、どこからか一艘の舟が近づいてきた。その舟には笠をかぶった女性が一人乗っており、溺れかけていた娘は幸運にも助かった。この舟を漕いでいた女性こそ、法性寺本尊の化身だった。それを知った父権守は大変感謝し、三日三夜般若心経を写し続け、この寺の観音様を供養し深く帰依した。本尊の聖観世音菩薩は、冠の上に笠をかぶり舟を漕いでいるという、非常に珍しい観音像である。

御詠歌 「願わくは 般若の舟に のりを得ん
           いかなる罪も 浮かぶとぞ聞く」

「奥の院の岩窟に安置されている大日如来」

鎖の付いた岩場を約20分登と“石舟山”の名を持つ巨岩の岩窟の中に金銅の大日如来が祀られている。

「奥の院の岩上に立つ岩舟観音」

大きな舟のような形をした岩尾根、舳先の部分に青銅製の“岩舟観音”が立っている。

「奥の院途中の岩窟に並ぶ石仏群」

観音堂下から洞門をくぐり、奇岩が立ちはだかって日も差さない山道を登ると、岩場づたいの難所に石仏群がある。

「鐘楼門」

堂々とした二層の山門は秩父札所唯一の鐘楼門で、“般若山”の額が掲げられている。

「観音堂」

崖の中腹に舞台造りの観音堂がある。江戸中期に建てられたという観音堂へは、苔む石段を上る。“秩父の苔寺”ともいわれている。

「本尊が描かれた額」

礼拝所に掲げられた額には、舟を漕いでいる珍しい聖観世音さまが描かれている。本堂には、前立本尊が祀られ常時拝観できる。

名称般若山・法性寺
住所埼玉県秩父郡小鹿野町般若2661
35.996584,139.012967
法性寺の御朱印 法性寺の御朱印
「願わくは 般若の舟に のりを得ん
      いかなる罪も 浮かぶとぞ聞く」

撮影日:2012年5月11日