秩父札所三十三番 【埼玉県 秩父市:延命山・菊水寺】

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延命山(えんめいさん)・菊水寺(きくすいじ)

宗派/曹洞宗  本尊/聖観世音菩薩

その昔、菊水から現在の秩父市街地へ通ずる山道に8人の盗賊が出没し、村人や往来人を困らせていた。村人や通行人からは、"八人峠"と呼ばれていた。ある日、そこへ旅の僧が通りかかった。盗賊たちはいつものように僧が身につけている物をはぎ取ろうとした。ところが、僧が手に印を結んだ途端、金縛りにあったかのごとく全く身動き出来なくなってしまった。そして「盗みの罪はきわめて重いが、今ここに心を改めるなら仏の慈悲が下されよう。」という僧の戒めに、八人の盗賊は許しを請い、僧から与えられた三つの観音像を安置し、仏道に精進した。これが寺の草創であると伝えられている。

御詠歌 「春や夏 冬もさかりの 菊水寺
           秋のながめに 送る年月」

「観音堂」

菊水寺の観音堂は文政3年(1820)建立で千鳥破風流れ向拝付きの威風堂々たるたたずまいである。

「観音堂の正面」

入母屋造りの観音堂の正面には、「正大悲殿」の額が掲げられており、堂内入ると向拝の内部は土間になっている。

「観音堂内陣」

本尊の聖観世音像は、高さ88センチのヒノキ材一本造りで、全体的に安定感があり、頭部には菩薩の特色である宝冠をいただき、顔立ちも端正で威厳がある。

「境内の地蔵尊」

観音堂の前に“厄除け地蔵尊”と彫られた地蔵尊が立っている。厄除けのご利益があると云われ、巡礼者が何度も拝んでいる。

「境内の稲荷社」

赤い祠の中に、小さな白狐をたくさん祀っている。菊水寺を守護し、家内安全のご利益があると信仰されている。

「芭蕉の句碑」

境内には、埼玉県最古の句碑である松尾芭蕉の句碑があり、菊塚「寒菊や粉糠のかかる臼の端」と記されている。

名称延命山・菊水寺
住所埼玉県秩父市吉田1104
36.030889,139.04227
菊水寺の御朱印 菊水寺の御朱印
「春や夏 冬もさかりの 菊水寺
       秋のながめに 送る年月」

撮影日:2012年5月11日