本庄まつり

本庄市銀座通り付近

【本庄市】

撮影日:2015年11月3日

本庄まつり 本庄市銀座通り付近

百年を超える本庄市指定文化財の山車8基と平成の山車2基、合わせて10基の山車が金鑚神社前に勢揃いした。


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金鑚神社境内では、本庁より献幣使(けんぺいし)を迎えて来賓多数の参列のもとで例大祭が行われた。祭り関係者も事故が無いように安全祈願を行っていた。


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金鑚神社境内より神幸祭神輿が出発。猿田彦(さるたひこ)が先導で神輿は台車に乗せられており、綺麗な状態の神輿である。


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人形を迫り出してパレードする山車。中央山車は照若町で人形は「桃太郎」明治33年、浪花屋七郎兵衛が制作したものである。左側の山車は上町で人形は「神功皇后」明治35年、横山友治郞が制作したものである。


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本町の山車、人形は「石橋(しゃっきょう)」明治28年に浪花屋七郎兵衛が制作したものである。江戸型山車には、人形が迫り出すカラクリがある。ちなみに、右側の人形は仲町の山車で「神武天皇」である。明治5年に原 舟月が制作したものである。


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七軒町の山車で人形は「加藤清正」大正13年に町内の人達で制作された。囃子座右側に大太鼓がある。


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山車の囃子座には、小太鼓が三個で後方に笛の奏者がいる。囃子方は、チーム制となっていて、山車が50メートルぐらい進むと囃子方が全員乗り変わる。


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泉町の山車で人形は「武内宿禰」明治28年ごろ横山友治郞が制作した。囃子座左側に大きい摺鉦がある。「さんてこ囃子」が演奏されていた。


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山車の引き廻しの綱引きは、女性や子供が主役で、祭りファションを楽しんでいた。


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金棒の甲高い音色を発する可愛い手古舞。
カメラにポーズをしてくれた。


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祭り初日、「宵祭り・前夜祭」で市民プラザに10基の山車が勢揃い。二日目の祭り本番に向けてのリハーサルが盛大に行われた。


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神社境内の神楽殿では、神楽の舞いが披露されていた。


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南京玉すだれ協会のメンバーによる玉すだれ演技が披露されていた。


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「埼玉県北明るい社会づくりの会」によるパレード。


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本庄市内は祭り一色。祭り見学家族や子供達まで、祭りファションで楽しんでいた。


秋を彩る伝統の祭り!!

本庄市の総鎮守、金鑚(かなさな)神社秋季例大祭「本庄まつり」が盛大に開催された。江戸時代から発展してきた「本庄まつり」は、豪華絢爛な10基の山車が優雅な囃子を奏でながら晩秋の中山道を巡行するさまは、まさに時代絵巻そのものである。山車は10基のうち8基が本庄市の有形民俗文化財で、明治5年頃から大正時代に建造されたものである。4輪台車の上に人形座と囃子座を乗せた江戸型山車である。人形座は、その内部に置かれた人形が迫り出すカラクリを持っていて、精巧な彫刻や漆塗り、金箔や彫金、華麗な模様の幕類で飾られている。囃子座の太鼓、笛、鉦の囃子演奏は女性と子供が奏者で、山車引き廻しの綱引きも女性と子供が主役である。祭りは二日間行われた。初日(11月2日)は宵祭り・前夜祭で、祭りが滞りなく行われるように(リハーサル)祈願するものである。二日目(11月3日)が祭り本番。午前10時より金鑚神社内で祭りの神事が行われ、正午には山車10基が金鑚神社前に勢揃い。猿田彦の先導で神幸祭行列が神社を出発、その後に10基の山車が続き市街地の引き廻しが開始された。夕刻には、市民プラザに山車が勢揃いし、囃子の叩き合いが華やかに繰り広げられ迫力満点の祭りとなった。

本庄市は、埼玉県の北西部県境に位置する人工約7万9千人の市である。中山道の宿場「本庄宿」が置かれた。本庄宿は中山道の中で最大の宿場町として栄えた。2006年(平成18年)本庄市と児玉郡児玉町と新設合併し、新たに本庄市となった。もともと、旧児玉町に「こだま秋まつり」があった。合併したため本庄市として「本庄まつり」と「こだま秋まつり」が同時開催される。


撮影日:

撮影場所:本庄市銀座通り付近

住所:埼玉県本庄市銀座1−1−1

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