早春の草花

国営武蔵丘陵森林公園

【滑川町】

撮影日:2012年2月28日

早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「雪割草」
金鳳花(キンポウゲ)科の多年生植物で、早春、雪解けを待って雪を割るようにして可憐な花をつけるのが名前の由来である。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「雪割草」
“雪割草”と呼ぶものは、東北地方の低山地に咲く「三角草(ミスミソウ)」や「洲浜草(スハマソウ)」等が、別名“雪割草”と呼ばれている。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「雪割草」
“雪割草”とは、「ミスミソウ」「スハマソウ」「オオミスミソウ」「ケスハマソウ」などの異なる植物の名前である。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「八重寒紅(ヤエカンコウ)」
“梅”は「薔薇(バラ)科」の植物で、中国原産。「万葉集」では白梅だが、平安時代になると紅梅がもてはやされた。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「支那満作(シナマンサク)」
別名「金楼梅(キンロウバイ)」は、中国原産のマンサクで、早春、新芽が出る前に強い芳香のする黄金色の花を咲かせる。マンサクという花名は、花を一杯咲かせ「豊年満作」をイメージしている。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「喇叭水仙(ラッパスイセン)」
「彼岸花(ヒガンバナ)科」の植物で、早春にラッパ状の花を下向きに咲かせる。ギリシャ神話で、美青年ナルキッソスが泉の水面に映った自分の姿に恋してかなわぬ思いを抱いたまま衰弱死した場所から生えた花とされ、学名に“ナルキッソス”の名前がつけられた。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「クリスマスローズ」
学名は、“ヘレボルス・ニゲル“と言い「金鳳花(キンポウゲ)科」の植物で、クリスマスの時期にだけ花を咲かせるものを”クリスマスローズ“と言う。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「菜の花(ナノハナ)」
早春から咲き始めて春を感じさせる「油菜(アブラナ)科」の植物で、“菜っ葉の花”から「菜の花」になった。花や茎、葉はおひたし等にして食べられ、花からは養蜂業者が花蜜を採取している。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「スノードロップ」
「彼岸花(ヒガンバナ)科」の植物で、ヨーロッパ原産。アダムとイブの二人が楽園を追い出されたとき、降ってきた雪を天使がこの「スノードロップ(雪のしずく)」の花に変えたと云われている。


早春の草花 国営武蔵丘陵森林公園

「都市緑化植物園展示棟」
植物に関するさまざまな情報を提供し、季節ごとにいろいろなイベントや展示会を開催している。植物園の花壇では、「ビオラ」や「パンジー」などが楽しめる。


「森林公園」の名で親しまれている“国営武蔵丘陵森林公園”は、「都市緑化植物園」や「梅林園」さらに自然の山野草を散歩しながら次々と開花する早春の草花との触れ合いが満喫できる。

「国営武蔵丘陵森林公園」は、東西1km、南北4km、面積304ヘクタール、の長い公園で、この地形を生かした、草花園、花木園、植物園、ハーブ園、運動場などさまざまな施設があり、家族で一日楽しく過ごすことができる。また、園内にはサイクリング専用道路や園内バスも走っている。


撮影日:

撮影場所:国営武蔵丘陵森林公園

住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920

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