両神山麓花の郷ダリア園

秩父小鹿野町両神薄

【小鹿野町】

撮影日:2015年10月4日

両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

両神山麓花の郷「ダリア園」は、関東地方最大級で、約10,000平方メートルの敷地に、約300種・5,000株のダリアが咲き誇っている。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

「スターズガール」
ダリアは、一種類の植物なのかと感心してしまうほど、さまざまな咲き方をする。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

真っ赤なデコラティブ咲きの「宇宙」は、日本で最大の花を咲かせる。直径30㎝以上に咲かせるには、天花仕立てで、ストレスを与えないように育てなければならない。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

「お手玉」
赤紫に爪白の可愛らしい球状花。花径10㎝前後で、多花性で次々に開花する。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

「ポンポン咲きダリア」
球形の花で、花弁の先が丸く、長さの1/2以上が内側に巻き込んでいる花形である。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

ほとんどのダリアの花には、香りがない。鼻を近づけてみても、ただ青臭いにおいがするだけである。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

「日本ダリア会」では、ダリアを17種類の花形に分類しているが、なかにはどちらともいえない咲き方をするものもある。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

ダリアのふるさとは、メキシコ中央部の標高1500〜4300メートルの高原である。メキシコの高原は、平均最低気温6℃〜最高気温26℃である。このような冷涼・温暖な気候の高原にダリアが自生している。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

ダリア園脇に鎮座している「諏訪大明神」と「夫婦杉(めおとすぎ)」。樹齢は500年を超えると推定されている。


両神山麓花の郷ダリア園 秩父小鹿野町両神薄

このダリア園は、小鹿野町両神薄(りょうかみすすき)にある。平成18年度に農林水産省の助成を受けて整備された。


300種5,000株のダリア咲き誇った!!

両神山麓花の郷「ダリア園」に、約300種・5,000株の赤やピンクのダリアが咲き誇った。小鹿野町両神薄・日陰地区の山里に位置する「ダリア園」の広さは約10,000平方メートルで平成18年から開園した。毎年、「両神山麓花とみどりを育てる会」が「ダリアまつり」を開催し、地元の特産物なども販売している。ダリアは、キク科の球根植物でメキシコが原産で、メキシコの国花。和名は、花の形がボタンに似ているため、「天竺牡丹(てんじくぼたん)」とよばれている。日本には、江戸時代末期にオランダから渡来した。ポンポン咲き・アネモネ咲き・カクタス咲き・シングル咲きなど、花形、花色、草姿が変化に富む園芸種である。花色は、青色と黒色以外ほとんどの色がある。ダリアの開花時期は長く「ダリア園」は、毎年9月から11月上旬まで開園している。

小鹿野町は、埼玉県の西部に位置し、秩父盆地のほぼ中央に市街地を形成している。日本百名山の「両神山」、日本の滝百選の「丸神の滝」、平成の名水百選の「毘沙門水」、日本の地質百選の「ようばけ」など豊かな自然環境に恵まれた町である。古くから江戸と信州をつなぐ街道の宿場町として栄えた。江戸の影響を受けながら独自の文化が育まれ、特に「町中が役者」と言われる「小鹿野歌舞伎」は、非常に珍しい地芝居として町内に止まらず浅草などで公演を行い高い評価を受けている。


撮影日:

撮影場所:秩父小鹿野町両神薄

住所:埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄8240−2

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