さいたまの四季 12月

除夜の鐘

板東札所九番 慈光寺(ときがわ町)

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除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

大晦日の夜、日付が変わる頃、慈光寺の住職が読経を唱え除夜の鐘が撞かれる。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

最初の除夜の鐘を慈光寺の住職が撞き、その後は一般の方々が並んだ順番に撞く。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

除夜の鐘を撞いた後に、住職と共に「鳴鐘の偈」を暗唱する。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

「鳴鐘の偈(めいしょうのげ)」とは、鐘を撞く時の暗唱する言葉。「お願いすることは、この鐘の音が全宇宙に響き渡って、暗黒である地獄で苦しむ人達よ、速やかに安楽の浄土に生まれ変わりすべての人々とさとりを開けますよう」と言う意味。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

慈光寺の参道を上り、振り返ると、さいたま市までの夜景が楽しめて、夜空に除夜の鐘が鳴り響く。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

天長年間(824〜834年)に植えられたと言われている「多羅葉(たらよう)」の大木の横に鐘楼「時の鐘」が建立された。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

除夜の鐘を撞くため並んだ方々が、全員鐘を撞き終わるまで住職さんが「鳴鐘の偈」を暗唱してくれる。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

慈光寺もう一つの鐘楼。この鐘は、鎌倉時代の名工「物部重光」が鋳造し、慈光寺に奉納した銅製の梵鐘である。国指定重要文化財になっている。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

春は桜、秋は紅葉の穴場として人気のある都幾山(463㍍)の山中に都幾山・慈光寺がある。観音堂には千手観音が祀っている。


除夜の鐘 板東札所九番 慈光寺

観音堂外陣の伝・左甚五郎作「世荒しの名馬」左甚五郎の持つノミで太い丸木を彫り進み、三日で完成したと云われている。この馬は夜になると付近の畑の作物を荒らしまわったと云う伝説がある


除夜の鐘が都幾山の夜空に鳴り響く‼

12月31日、大晦日の夜を一年の日暦を除く夜と言う事で「除夜」と言われている。一年の最後の夜を締めくくり、そして新しい年を迎えるにあたり深夜0時を挟む時間帯に、除夜の鐘が108回つかれる。108回は、人間の煩悩の数だといわれているが、そのほかには一年の12ヶ月+24節気+72候を合わせて108となり一年間を表す説。四苦八苦(4×9+8×9=108)を取り払うとも言われている説もある。除夜の鐘の意味はどうあれ、大晦日の夜に鐘の音が近くの寺から聞こえたら、一年が終わり、新しい年が始まる。

春は桜、秋は紅葉の穴場として人気がある都幾山の山中に、板東三十三ヶ所観音霊場の第九番札所「都幾山・慈光寺」がある。慈光寺には、鐘楼が二ヶ所ある。鎌倉時代に鋳造された銅製の梵鐘(国指定重要文化財)と境内に建立された鐘楼「時の鐘」があり、大晦日の夜には両方の鐘が撞かれる。


撮影場所:板東札所九番 慈光寺

住所:埼玉県ときがわ町西平386

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