熊谷うちわ祭

国道17号線を含めた熊谷市街地

【熊谷市】

撮影日:2024年7月22日

熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

埼玉縣信用金庫と八木橋デパート前での「曳っ合せ(ひっかわせ)叩き合い」。山車(だし)には、人形が飾られているのが特徴である。人形は、大國主命、日本武尊、熊谷直実など神話や歴史上の人物を題材にしている。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

国道17号線は通行止め、歩行者天国となり、山車・屋台が巡行する。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

山車・屋台では共通して、3個の締太鼓が使われる。この締太鼓の“撥さばき”は、各町地区によって独特のものがある。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

大音量を叩き出す大きな摺鉦(すりがね)。直径30~40センチメートルの巨大な摺鉦を3個から5個ぶら下げて鳴らすと数キロ先まで熊谷囃子が響きわたる。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

山車(だし)や屋台の巡行場面では、弓張り提灯を持った町内の女性陣が先導をする。提灯には、本人の名前が入れられている。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

「愛宕八坂神社」の神様を乗せて、練り歩く町内会の神輿も登場。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】| フォトさいたま

熊谷市鎌倉町に鎮座する「愛宕八坂神社」。毎年3日間に渡り各種祭事が執り行われる「熊谷うちわ祭」は、神社の祭礼である。


熊谷うちわ祭を動画でご覧ください。


猛暑の中、山車と屋台が威勢良く進む!!

「関東最大の祇園祭」と称される「熊谷うちわ祭」が3日間、熊谷市の中心街地で開催された。祭開催期間中は、猛暑日となったが、昼夜、12町内の山車(だし)と屋台が、中心市街地を巡行した。第一日目は、熊谷駅前に、山車・屋台が集まって、初叩き合いを演じた。第二日目は、国道17号線を山車・屋台が巡行する巡行祭など、第三日目は、曳っ合(ひっかわせ)叩き合いや大総代の交代式に当たる「年番送り」が行われた。

「熊谷うちわ祭」の行われた熊谷市は、埼玉県の北部にある人口約19万人の市である。江戸時代に中山道の宿場、熊谷宿が置かれ、宿場町として栄えた。「熊谷うちわ祭」は、同市・鎌倉町の「愛宕八坂神社」の祭礼である。江戸時代から始まり、商家が買い物客にうちわを配ったことが名前の由来とされている。


熊谷うちわ祭 【埼玉県熊谷市】まつり会場マップ| フォトさいたま


撮影日:

撮影場所:国道17号線を含めた熊谷市街地

住所:埼玉県熊谷市星川2丁目交差点付近(お祭り広場)

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