さいたまの四季 6月

幸手あじさいまつり

県営権現堂公園(幸手市)

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幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

ガクアジサイ(額紫陽花)を、花の一塊(ひとかたまり)と見ると、中心部にある紫色をした小さな珊瑚状のものが花(両性花)で、その周辺部にある小花のように見えるものは装飾花(萼片)である。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

アジサイの原産地は日本である。日本、ヨーロッパ、アメリカなどで日本のガクアジサイを品種改良して、観賞用に広く栽培されている。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になる。アジサイの花は「七変化」や「八仙花」とも言われ、様々な色に変わる。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

アジサイの花は装飾花と呼ばれるガク(萼)の中心部に咲く。雄しべと小さな花びらが見える。雌しべは退化して見えない。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

アジサイは、成長や土壌の成分により花の色が変わっていくことから、「移り気」「浮気」などマイナスなイメージの花言葉がつけられている。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

「ウズアジサイ(渦紫陽花)」
花の形が貝殻のように渦を巻いたような形状が特徴であり、名前の由来ともなっている。オタフクアジサイ(お多福紫陽花)とも呼ばれている。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

桜で有名な「権現堂桜堤」であるが、桜の季節が終わっても四季折々の花を植えて訪問者の目を楽しましてくれる。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

平成8年頃よりアジサイの植栽が始まり、今では100種16,000株が権現堂桜堤を色づかせている。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

幸手市の「さくら親善大使」が「あじさいまつり」に参加した。来場された方々に花の種を配布していた。


幸手あじさいまつり 県営権現堂公園

権現堂公園は、春になると桜並木と周囲に広がる菜の花畑を楽しむことができる。6月にはアジサイが咲き、9月になると曼珠沙華(彼岸花)が見頃を迎える。


鮮やかに色づいた梅雨空の紫陽花!!

梅雨の権現堂桜堤に、紫陽花(あじさい)が鮮やかに色づき、「幸手あじさいまつり」が開催された。桜で有名な権現堂桜堤であるが、「桜の季節が終わってからも四季折々に咲く花を」という思いから、幸手権現堂桜堤保存会のメンバーにより平成8年から少しずつ植栽を始めた。そうした活動に賛同した市民の皆さんからも、家の紫陽花を堤に植えてもらいたいとの多くの申し出もあり、家庭の紫陽花を移植してきた結果、現在では約100種類・16,000株の規模になった。紫陽花は、雪の下(ゆきのした)科・アジサイ属の植物で日本原産である。日本に自生分布しているアジサイは、ガクアジサイで、漢字で書くと「額紫陽花」と書く。両性花の周りに咲く装飾花を額縁に見立てたものである。日本のガクアジサイから変化した、花序が球形で全て装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれている。日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に品種改良され「球状」栽培されたものが「西洋アジサイ」である。「紫陽花」とは、唐の詩人「白居易(はくきょい)」が、別の紫の花(ライラック)に命名したものを、平安時代の学者「源順(みなもとのしたごう)」が今のアジサイにこの漢字を当てたら、いい雰囲気の当て字なのでこの誤用が広まった。

権現堂桜堤のある「幸手市」は埼玉県東部にある人口約5万3千人の市である。江戸時代から日光御成街道と日光街道(奥州街道)の合流点に位置する宿場町として栄えていた。権現堂桜堤は、天正4年(1576年)頃に築かれたと云われている。約1000本のソメイヨシノが1キロメートルにわたって咲き誇り、6月には色とりどりのアジサイが咲き、9月には真っ赤に染まる曼珠沙華(彼岸花)が咲く、そして1月には白い可憐なスイセンが見頃を迎える。権現堂桜堤は四季を通じた花畑を楽しむことができる。


撮影場所:県営権現堂公園

住所:埼玉県幸手市大字内国府間

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