大宮公園の紫陽花と花菖蒲

大宮第二公園

【さいたま市】

撮影日:2019年6月19日

大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

さいたま市内には、「紫陽花(あじさい)」の咲き誇るスポットが少なく、大宮第二公園の「あじさい園」は、隠れ人気スポットである。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

紫陽花は、雪の下(ゆきのした)科の植物である。原産地は日本である。日本にもともと自生した「ガク紫陽花」が母種である。


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「ガク紫陽花」が西洋で品種改良され、色鮮やかになった品種を逆輸入したものが、普段よく目にする紫陽花である。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

「花菖蒲(はなしょうぶ)」は、文目(あやめ)科の植物である。日本の、「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を原種として改良した、日本国産の園芸植物である。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

「花菖蒲(はなしょうぶ)」は、花びらの中央部に黄色い筋がある。「文目(あやめ)」は、花びらの中央部に網目(文目)模様があるのが特徴である。「杜若(かきつばた)」花びらの中央部に白い筋がある。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

花菖蒲(はなしょうぶ)と杜若(かきつばた)は、池や沼の近くの湿地に生育する。
文目(あやめ=菖蒲)は、草原などの乾いた土地に生育する。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

大宮第二公園は、大宮区東部に流れる「芝川」の治水対策として調節池を中心に整備された。調節池(遊水池)では、釣りが楽しめる。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

大宮第二公園のシンボル「時計台」。時計台の横には、茶室「松籟庵(しょうらいあん)」が整備され、茶会や茶席の場として利用できる。


大宮公園の紫陽花と花菖蒲 | フォトさいたま

「氷川神社(武蔵国一宮)」は、東京都・埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社である。大宮公園は、氷川神社の境内の一部であった。


梅雨の頃に咲く花!!

大宮第二公園内の「紫陽花(あじさい)」と「花菖蒲(はなしょうぶ)」が見ごろを迎えた。さいたま市内には紫陽花が咲き誇るスポットが少なく、大宮第二公園の「あじさい園」は人気のスッポトである。あじさい園は梅林の裏手にあるため、日当たりが悪い。もともと紫陽花は、日当たりが苦手な植物である。「菖蒲園」には、19品種、約3,000株の花菖蒲が咲き誇っている。大宮第二公園は、テニスコートや軟式野球場といったスポーツ施設が整備されている。春には、毎年恒例の「梅まつり」が盛大に催される。また「桜(染井吉野)」、「紫陽花」、「花菖蒲」など季節を彩る花がたのしめる。

「大宮第二公園」のある、さいたま市大宮区は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つである。大宮には、江戸時代、中山道「大宮宿」が置かれ、江戸・日本橋から数えて4番目の宿場町として栄えた。大宮区高鼻町に「氷川神社」がある。この神社は、東京都・埼玉県近辺にある「氷川神社」の総本社である。「大宮」の地名は、氷川神社を「大いなる宮居」と称えたことに由来する。「大宮公園」は、明治期に氷川神社の境内の一部を整備して設置したものである。「大宮第二公園」は、昭和55年(1980年)多目的公園として整備された。


撮影日:

撮影場所:大宮第二公園

住所:さいたま市大宮区寿能町

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