さきたま火祭り

さきたま古墳公園

(行田市)

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さきたま火祭り さきたま古墳公園

ニニギの命とコノハナサクヤ姫が藁で作られた産屋に火を放ちると、火は瞬く間に産屋全体を包み込み、紅連の炎が夜空を紅々と染め上げ、観衆を古代ロマンへと誘った。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

火祭り会場が夕闇に包まれた頃、「さきたま火祭り」の関係者による挨拶行事が開催された。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

藁で作られた産屋の前で、お祓いをして神聖な場所とて清める修祓の儀(しゅうばつのぎ)が行われた。


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コノハナサクヤ姫を祀った浅間神社(前玉“さきたま”神社)で古代の方法で火をおこし、この火が聖火となり、祭りの松明に順次点火される。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

古代の方法でおこされた火が松明に点火され、採火行列が祭り会場に向かってスタートした。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

勇壮な音楽が流れる中、地元中学生聖火隊を先頭に、古代人松明行列が続いた。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

おびただしい数の松明を持った古代人の入場に続いて、ニニギの命が輦台(れんだい)に乗って入場してきた。


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火祭りの主役、コノハナサクヤ姫が輦台(れんだい)に乗って入場。後方には、大勢の古代人が松明を持って続いて入場してきた。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

広場を一周して産屋の前に来ると、ニニギの命とコノハナサクヤ姫が輦台(れんだい)から降ろされ、産屋前にある壇上に上がり松明を受け取り、火がつけられる。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

火のついた松明を二人で持ちながら産屋に向かい、産屋に火をつける。


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産屋炎上の大役を終えたニニギの命とコノハナサクヤ姫が輦台(れんだい)に乗って退場する。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

産屋炎上が終わると「御神火降り」が開始、「丸墓山古墳」と「稲荷山古墳」から松明を持った古代人が降りてくる。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

総勢300人ほどの古代人が松明を持って広場ステージ前に集まってくる。これには一般の方も参加できる。


さきたま火祭り さきたま古墳公園

ステージ上では「ヲワケの臣」が託宣を読み上げ、金錯銘鉄剣を振り上げて、エイ!エイ!オーの気合い掛け声で火祭りが終了した。


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祭りのフィナーレは、スターマイン打ち上げ花火が、初夏の夜空を飾った。


松明をかかげての大行列まつり、そして産屋炎上!!

夕闇が迫るころ、さきたま火祭りがクライマックスを迎えた。勇壮な音楽に合わせ、地元の人々約300人が古代衣装を身につけ、ニニギの命、コノハナサクヤ姫を先頭に松明(たいまつ)をかかげて大行列、そして古代住居・産屋を炎上させた。天照大神の孫「ニニギの命」が大山津見神の娘「コノハナサクヤ姫」と結婚した。コノハナサクヤ姫が婚姻の夜、身籠もったのを疑われ、その疑いを晴らすため自らこの産屋に入り「神の御子であるならば、たとえ火の中でも無事に生まれるでありましょう」と、この住居に火を放ち、燃えさかる炎の中で「海幸彦(ウミサチヒコ)」と「山幸彦(ヤマサチヒコ)」の二柱の神々を無事に出産したとされる神話である。さきたま火祭りは、観る人々を古代のロマンと神話の世界に誘う祭りである。古代を背景に神秘的な空間が演出され、訪れた多くの観衆を魅了した。

行田市は、埼玉県北部に位置する人口約8万3500人の市である。行田市大字埼玉(さきたま)は、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされている。室町時代には、忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、今でも地場産業として一定の地位を占めている。


撮影場所:さきたま古墳公園

住所:埼玉県行田市埼玉4834

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