なぐり紅葉まつり

白雲山 鳥居観音

【飯能市】

撮影日:2016年11月13日

なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

「救世大観音」
高さ33メートルの堂内には、一万体観音、薬師如来、十二神像、三十三観音、吉祥天、不動尊が祀られている。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

「紅葉の仕組み」
モミジの葉は、緑→黄色→赤色と変化していくが、これは葉の中に含まれている色素が気温で変化するものである。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

紅葉(モミジ)は楓(カエデ)科の植物である。モミジとカエデは、植物分類上は同じであるが、紅葉の美しい種類を「もみじ」と呼ぶ説がある。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

両手で霊水の入った壺を傾け、地球に注いでいる平和観音像の見晴らし台からの眺め。左より玄奘三蔵塔、大鐘楼、金比羅神社跡、救世大観音。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

「玄奘三蔵塔」
玄奘三蔵塔には、孫悟空ノ活躍で知られる物語「西遊記」の三蔵法師(正式名は玄奘三蔵)が祀られている。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

白雲山は、四季それぞれに花々が美しさを競うように咲き誇り、一年を通じてハイキングに訪れる人でにぎわっている。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

白雲山鳥居観音の紅葉は、山全体に赤と橙の見事なグラデーションを織りなし、訪れる人々の心を魅了している。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

「玉華門(ぎょかもん)」
玄奘三蔵塔にふさわし門として、タイの古都チェンマイの寺にある様式を取り入れたものである。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

遊歩道登り口から上がった中腹に仁王門が立っている。仁王門の仁王尊は鳥居観音の本尊である聖観世音菩薩の門番をしている。


なぐり紅葉まつり 白雲山 鳥居観音

「なぐり紅葉まつり」が開催され、会場では様々なステージショーが披露された。


紅葉に彩られる名栗の絶景!!

寺院が点在する「白雲山」の山頂付近でカエデが見事に色づき、観音霊場にふさわしい幻想的で神秘的な紅葉を観賞することができる。この「白雲山」は、飯能市上名栗地区に位置し、緑豊かな山々に囲まれた自然豊かな地域である。紅葉期間中に「なぐり紅葉まつり」が開催され、様々なステージショーや模擬店、地元物産品の販売などが行われた。山頂には高さ33メートルの救世大観音像で知られる鳥居観音や玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)塔などの堂塔が点在している。本堂には、本尊聖観音をはじめ7つの観音像が祀られている。「鳥居観音」は、北野武監督作品「Dolls」の撮影にも使われ、埼玉県を代表する紅葉観光名所でもある。また周辺には温泉や宿泊施設、名栗湖などの観光スッポトも充実しており、家族連れのハイキングなども楽しめる。

飯能市は、埼玉県の南西にある人口約8万人の市である。市内の7割が山野で、南東に市街地が集中している。名栗村は、埼玉県入間郡の村であったが2005年に飯能市に編入合併されたため廃止になった。白雲山鳥居観音は、旧名栗村出身で旧埼玉銀行頭取を務めた「平沼彌太郎」氏により、昭和15年(1940年)に開山された。「白雲山」の名称は、山にかかる白雲がすばらしい光景であったことからつけられた。


撮影日:

撮影場所:白雲山 鳥居観音

住所:埼玉県飯能市上名栗3198

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