行田市の田んぼアート

古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)

【行田市】

撮影日:2025年6月14日〜10月18日

行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

行田市小針の世界最大の田んぼアート。今年のデザインは、人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」が刀を振り下ろす迫力ある姿が描かれた。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

田んぼアートには、緑色の「彩のかがやき」、赤色の「べにあそび」、黒色の「紫905」、白色の「ゆきあそび」の4種類の稲が使われている。らの異なる色の稲を組み合わせて、絵柄を描いている。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

6月中旬に、市内外から600人以上のボランティアらが参加し、主人公の「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」を描いた。着ぐるみの炭治郎も応援に駆けつけてくれた。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

世界最大の田んぼアート、田植えイベントで挨拶する行田邦子市長。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

田植え参加者が3班に分かれ、4色の稲の田植えが開始された。アートを作成するために使用された杭は、1万本を超えた。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

泥だらけになりながら田植えが始まり、アートは7月下旬から10月中旬ごろまで楽しむことができる。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

約2.8ヘクタール(縦約180m、横約150m)の田んぼに、10,275本の杭でアートの輪郭を描き、色の異なる4種類の稲を植えて行く。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

稲を植えたばかりで、うっすらと炭治郎の顔が見えてきた。田んぼアートが見頃となる時期(7月〜10月)には、行田タワー(高さ50m)の展望室から作品を楽しむことができる。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

田んぼアートの色が、緑色、そして黄金色へと変化し、10月中旬に稲刈りイベントが開催された。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

田んぼアートの背景部分の稲刈りを大型コンバインで行われた。(コンバインとは、稲や麦などの作物を「刈り取り」「脱穀」「選別」する大型農業機械)


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

稲刈り体験に参加した方々へ、田んぼアートで刈り取られた収穫米の一部が記念品として配られる。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

行田邦子市長も、稲刈り体験に参加した。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

稲刈り体験に「忍城」成田軍総大将(甲冑隊・成田長親)も参加した。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

ロゴ部分の稲刈り。天候にも恵まれ、子どもから大人まで約310名がイベントに参加し、背景部分の稲刈りを楽しんだ。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

顔の部分の稲刈り。背景部分を刈ったことで立体的に見える田んぼアートは、11月いっぱいまで観覧できる。


行田市の田んぼアート 【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま

田んぼアートは、行田市小針の「古代蓮の里」東側に広がる水田に描かれた。「古代蓮」は、公共施設(小針クリーンセンター)の建設工事の際に、蓮の種子が掘削地の池で自然発芽し、昭和48年(1973年)に開花したものである。約1400年から3000年前のものと推定されている。


行田市の田んぼアートを動画でご覧ください。


「鬼滅の刃」田んぼに登場

行田市は、古代蓮会館の東側に広がる約2.8ヘクタール(縦約180m、横約150m)の広大な田んぼをキャンパスに見立て田んぼアートを制作してる。今年(2025年)のデザインは、世代を超えて幅広い人気を持つ作品「鬼滅の刃」の「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」主人公である「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」を4種類の稲で描き出した。6月中旬に600人以上のボランティアが田植えをし、うっすらとしていた炭治郎が、おおよそ1.5ヶ月後、迫力のある姿を見せた。絵柄が細かいため、図柄を構成するための杭が1万本を超えた。田んぼアートが見頃となる時期には、地上50メートルの行田タワー展望室から、10月中旬ごろまで作品を楽しむことができる。行田市の田んぼアートは2008年から始まり、2015年に「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定された。

行田市は、埼玉県北部に位置する人口約7万6千人の市である。行田市大字埼玉(さきたま)は、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされている。室町時代には、忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、今でも地場産業として一定の地位を占めている。


行田市の田んぼアートマップ【古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)|埼玉県行田市】| フォトさいたま


撮影日:

撮影場所:古代蓮の里(古代蓮会館東側の田んぼ)

住所:埼玉県行田市小針2375−1

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