さいたまの四季 9月

寺坂棚田の稲穂と彼岸花

横瀬町寺坂棚田(横瀬町)

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寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

寺坂棚田は、埼玉県内最大級の棚田である。
早咲きの彼岸花は所々色あせているが、稲刈りが終わる頃まで遅咲きの彼岸花が楽しめる。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

彼岸花は、ヒガンバナ科の多年草である。別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれている。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

彼岸花は全草有毒である。田んぼの畦に植えると、ネズミ、モグラ、など田を荒らす動物がその茎の毒を嫌って避けるため稲が良好に育つ。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

彼岸花は、北海道から琉球列島まで分布している。中国から帰化したものである。稲作の伝来時に種が混入してきて広まったと云われている。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

案山子(かかし)は田んぼや畑などの中に設置して鳥など害虫を追い払うための人形である。昨今は、ユニークな案山子を作って人間が楽しんでいる。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

彼岸花は田畑の縁に沿って列をなして咲くと、見事な景観をなす。湿った場所を好んで咲く。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

彼岸花を横目で見ながら稲刈り。人力のみで稲刈りをしたころは、大勢の人数を要したが、現在は機械刈りが主流である。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

刈り取った稲は、基部を縛って束ね、ぶら下げて乾燥させる。実際の米の収a穫はこれ以降の脱穀の過程で行われる。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

寺坂棚田には「東屋」も設置され、彼岸花と日本の農村部における秋の代表的な風物詩、稲刈りが楽しめる。


寺坂棚田の稲穂と彼岸花 横瀬町寺坂棚田

秩父のシンボル武甲山を背景に、寺坂棚田の秋の稲刈りの終盤を迎えると、来年も豊作であることを祈願する秋祭りが始まる。


花と葉が同時に出ない彼岸花!!

横瀬町にある寺坂棚田に、黄金色に輝く稲穂と朱色の彼岸花が里山の表情を見せて、訪れる人々の目を楽しませてくれている。また、秩父のシンボル武甲山を中心に連なる山々を背景にした棚田の絶好のロケーションも楽しめる。横瀬町(よこぜまち)寺坂棚田(てらさかたなだ)は埼玉県内最大級の棚田と言われ、全体面積が約5.2ヘクタール、うち田んぼは約4ヘクタールである。山からの湧水と降雨が棚田の水源となっている。山林が蓄えたミネラルを含むため、稲作に必要な自然の養分が供給され、寺坂棚田の米は美味しいと言われてきた。田んぼの畦道(あぜみち)脇に植えられた、数多くの美しい彼岸花を楽しむことができる。彼岸花の名は秋の彼岸の頃から開花することに由来する。別名の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、法華経などの仏典に由来する。花と葉が同時に出ないという特徴から、「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味から「相思華」とも呼ばれている。

横瀬町(よこぜまち)は、埼玉県北西部に位置する人口約8千人の秩父郡の町である。武甲山から産出される石灰岩鉱業が主な産業である。横瀬駅は武甲山登山の拠点でもあり、特急列車も停車する。町の大半は深い山地である。あしがくぼの氷柱、丸山鉱泉、武甲温泉などの観光名所もある。


撮影場所:横瀬町寺坂棚田

住所:埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬1854

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