
B-001
萼紫陽花「コマチ」
萼紫陽花(がくあじさい)は、雪の下(ゆきにした)科の植物で日本原産である。房総半島や三浦半島、伊豆半島などの海岸に自生している。このため「ハマアジサイ」とも呼ばれている。「紫陽花」とは、唐の詩人が命名した。
撮影日:2014年6月22日
撮影場所:嵐山町 金泉寺

B-002
ムクゲ
真夏の花ムクゲ(木槿)は、葵(あおい)科の植物で、芙蓉(ふよう)属の植物である。ムクゲは学名「ハイビスカス・シラカス」と言う。その名の通り、ハイビスカスに似た花を咲かせる。朝花が開き、夕方にはしぼんでしまう。八重咲きの種類もある。中国の原産で、韓国の国花でもある。
撮影日:2021年8月1日
撮影場所:皆野町 Mahora稲穂山

B-002-2
ムクゲ
真夏の花ムクゲ(木槿)は、葵(あおい)科の植物で、芙蓉(ふよう)属の植物である。ムクゲは学名「ハイビスカス・シラカス」と言う。その名の通り、ハイビスカスに似た花を咲かせる。朝花が開き、夕方にはしぼんでしまう。八重咲きの種類もある。中国の原産で、韓国の国花でもある。
撮影日:2018年8月22日
撮影場所:埼玉県皆野町「Mahora 稲穂山」

B-003
紅花
紅花(べにばな)は、菊科の植物である。花は7月頃に咲く。咲き始めは黄色で、しだいに赤っぽく変わる。江戸時代には、衣装の染料や女性の口紅の材料として使われた。空中で停止(ホバリング)して、紅花の蜜を吸うホシホウジャク(星蜂雀)その動きはハチドリのようである。
撮影日:2012年6月23日
撮影場所:桶川市 べに花畑

B-004-1
古代行田蓮
行田蓮(古代蓮)は、ピンク色の大輪で咲き誇る。行田市が、公共施設を建設したとき、地中深く眠っていた行田蓮の実が、この工事によって掘り起こされ自然発芽したものと考えられている。1400〜3000年前の蓮と言われている。行田蓮の観賞時間は、朝7時頃から9時頃までである。
撮影日:2016年7月10日
撮影場所:行田市 古代蓮の里

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古代行田蓮
古代蓮(行田蓮)は、公共施設建設工事の際に蓮の種子が掘削地の池で自然発芽し開花したものである。1400年から3000年前のものと推定されたため、「古代蓮」と呼ばれるようになった。実の入った葉床(中央の黄色部分)は、たくさんの穴があいていて蜂の巣に似ているところから「蜂巣(はちす)」と呼ばれている。
撮影日:2016年7月10日
撮影場所:埼玉県行田市「古代蓮の里」

B-005
サルスベリ
浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッツ)の本拠地「埼玉スタジアム2002公園」に咲く「百日紅(サルスベリ)」。中国原産で、約100日間ピンクの花を咲かせるのが名前の由来である。「猿滑(サルスベリ)」とも書く。幹がスベスベで“猿も登れない”と言われている、実際には猿は問題なく登れる。
撮影日:2011年8月11日
撮影場所:さいたま市 埼玉スタジアム2002公園

B-006-1
コリウス
コリウスは、葉っぱを観賞(カラーリーフ)する草花である。紫蘇(しそ)科の植物で、亜熱帯アジア・オーストラリアなどの熱帯が原産の多年草(日本では一年草)である。和名「金襴紫蘇(キンランジソ)」「錦紫蘇(ニシキジソ)」と呼ばれている。初夏から秋にかけて楽しむことができる。
撮影日:2020年8月16日
撮影場所:東松山市 武蔵丘陵森林公園

B-006-2
コリウス
コリウスは葉っぱを観賞(カラーリーフ)する草花である。シソ科の植物で熱帯アジア、オーストラリアに分布する。和名「キンランジソ(金襴紫蘇)・ニシキジソ(錦紫蘇)」と呼ばれている。園内には6品種、約13,000株のコリウスがこもれび花畑いっぱいに広がっている。
撮影日:2020年8月16日
撮影場所:埼玉県滑川町「武蔵丘陵森林公園」

B-007
長念寺のアジサイ
奥武蔵の「アジサイ(紫陽花)」寺として親しまれている「長念寺」。参道を埋め尽くすかのように白やピンク、薄紫色のアジサイが咲き誇っている。アジサイの原産地は日本であるが、ヨーロッパで品種改良されたものを「セイヨウアジサイ」と呼ばれている。花びらのように見えるのが「萼(がく)」で、装飾花という。
撮影日:2018年6月27日
撮影場所:飯能市 長念寺

B-007-2
長念寺のアジサイ
奥武蔵の「アジサイ(紫陽花)」寺として親しまれている「長念寺」。参道を埋め尽くすかのように白やピンク、薄紫色のアジサイが咲き誇っている。アジサイの原産地は日本であるが、ヨーロッパで品種改良されたものを「セイヨウアジサイ」と呼ばれている。花びらのように見えるのが「萼(がく)」で、装飾花という。「真花」の部分は中央にあるごく小さなところになる。
撮影日:2018年6月27日
撮影場所:埼玉県飯能市「長念寺境内」

B-008
蓮田のひまわり
「ひまわり(向日葵)」は、菊(きく)科の植物である。北アメリカ原産で、16世紀にイギリスに渡り「大陽の花」といわれた。日本では、花が大陽の動きにつれてまわることから「日まわり」とも呼ばれた。実際には昼間は大陽の方向、東を向く(西の方向には向かない)。オランダ人画家ゴッホが好んで描いた花の一つである。ロシアの国花でもある。
撮影日:2018年8月4日
撮影場所:蓮田市 蓮田ひまわり畑

B-009
サルスベリ(百日紅)
サルスベリは、別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」で約100日間、花を咲かせる。実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花を付ける。咲き続けているように見える。サルスベリは、禊萩(みそはぎ)科の植物で、中国南部を原産とする落葉樹である。梅雨明けから秋までの長い間(約3ヶ月)鮮やかな紅色の花を咲かせる。
撮影日:2018年8月31日
撮影場所:埼玉県小鹿野町「秩父ミューズパーク」

B-010
アサザの花
アサザは、三槲(みつがしわ)科、アサザ属の「一日花(いちにちばな)」の浮葉性植物である。夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる。5枚ある花弁の周囲には細かい裂け目が多数ある。見沼氷川公園の池に希少種のアサザ(浅沙)が群生し、黄色い花と卵形の葉っぱがまるでじゅうたんのように水面いっぱいに広がっている。
撮影日:2022年8月24日
撮影場所:さいたま市緑区「見沼氷川公園」

B-011
新緑のモミジ
新緑の季節には竹トンボのような実(種)を付ける。モミジは、楓(カエデ)科の植物で、主として北半球の温帯に分布している。秋の紅葉がすばらしい。英語では「モミジ」も「カエデ」も「メープル」と呼び、カナダ産の「カエデ」の樹液からとったものに「メープルシロップ」がある。
撮影日:2011年6月1日
撮影場所:さいたま市大宮区「大宮氷川神社境内」

B-012
あじさい寺
「あじさい寺」の別名を持つ「能護寺」境内に、約50種類800株のアジサイが色とりどりに咲き誇っている。アジサイ(紫陽花)は、雪の下(うきのした)科の植物。開花時期は、ちょうど梅雨時に重なる。日当たりが苦手の植物で、梅雨が開ける頃には枯れてしまう。アジサイは、日本が原産地。ガクアジサイが元の花である。
撮影日:2015年6月10日
撮影場所:埼玉県熊谷市「能護寺境内」

B-013
通船堀公園の竹林
日本において、ごく普通に見られる「竹林」ではあるが、ほどんとは中国原産である。笹は日本原産のものが多くある。見沼通船堀公園は、埼玉県さいたま市緑区にある日本で一番古い閘門式運河がある公園である。園内には、「竹林」や芝生広場があり、自然と歴史が共存したゆったりとした空間となっている。
撮影日:2015年8月8日
撮影場所:さいたま市緑区「見沼通船堀公園」

B-014
ラベンダーと熊蜂
ラベンダーは、紫蘇(しそ)科の植物でポルトガルの国花である。地中海沿岸原産で南ヨーロッパに多い。紫色の花が最もポピュラーである。多くの種は、花、葉、茎は細かい毛でおおわれており、その間に精油(ラベンダー油)を出す腺がある。揮発性の油を多く含むため、草食動物はほとんど食べないが、芳香で蜂などを引き寄せる。
撮影日:2016年6月8日
撮影場所:埼玉県久喜市「しらさぎ公園」

B-015
額紫陽花
紫陽花は、雪の下(ゆきのした)科・アジサイ属の植物で日本原産である。日本に自生分布しているアジサイは、ガクアジサイで、漢字で書くと「額紫陽花」と書く。両性花の周りに咲く装飾花を額縁に見立てたものである。日本のガクアジサイから変化した、花序が球形で全て装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれている。
撮影日:2016年6月19日
撮影場所:埼玉県幸手市「権現堂公園」

B-016-1
ガクアジサイ
萼紫陽花(ガクアジサイ)は、雪の下(ゆきのした)科の植物で日本原産である。日当たりが苦手な植物で、房総半島や三浦半島、伊豆半島などの海岸に自生している。このため「ハマアジサイ」とも呼ばれている。「紫陽花」とは、唐の詩人が命名した。
撮影日:2019年6月19日
撮影場所:さいたま市大宮区「大宮第二公園」

B-016-2
ホンアジサイ
紫陽花(アジサイ)は日本で誕生した品種。ヨーロッパで改良された園芸品種の「セイヨウアジサイ」と区別するため「ホンアジサイ」と名付けられている。紫陽花は風通しが良い場所を好み、直射日光が苦手。大宮公園の「あじさい園」は梅林の裏手にあるため、日当たりが悪く生育に適した場所でもある。
撮影日:2019年6月19日
撮影場所:さいたま市大宮区「大宮第二公園」

B-017
花しょうぶ
花しょうぶ(花菖蒲)は、葉が菖蒲に似ていて、美しい花を咲かせることに由来している。花しょうぶは、アヤメ科の植物で、原産国は日本である。香りのない大輪の花を咲かせる。対する菖蒲は、サトイモ科の植物で、茶色の花を咲かせる。端午の節句(5月5日)の菖蒲湯に使われ、強い香りがある。
撮影日:2017年6月11日
撮影場所:さいたま市見沼区「染谷花しょうぶ園」

B-018
羽毛ゲイトウ
ピンク・黄・赤のカラフルな「ケイトウ(鶏頭)」には、花穂の形状によっていくつかの種類がある。この品種は「羽毛ゲイトウ」である。ニワトリの鶏冠に似ていることからこの名が付いた。「久留米ゲイトウ」「トサカケイト」などの品種がある。…ケイトウの「ケ」を「ゲ」とも発音することもある。
撮影日:2018年9月23日
撮影場所:埼玉県滑川町「国営武蔵丘陵森林公園」