「観音堂の狛犬」
観音堂の正面左右に、表情が愛らしく可愛い狛犬が鎮座している。延享3年(1746年)に造られたものである。
「山門(仁王門)」
左右に迫力のある仁王像(金剛力士)を安置している仁王門。高崎市指定の重要文化財である。
「観音堂(本堂)」
武田信玄の子「武田勝頼(かつより)」が天正8年(1580年)に再建したと伝えられている。
「観音堂・内陣」
本堂は外陣に上がって(有料)参拝できる。本尊の十一面観音は秘仏で、通常は等身大の前立ちの観音像を拝観する。
「鐘楼堂」
梵鐘は、戦時中に供出されたが昭和51年(1976年)に新たに鋳造された。
「不動明王像」
境内には「お不動さん」の名で親しまれている、「不動明王像」が鎮座している。仏教の信仰対像であり、日本仏教で幅広く信仰されている。
「開山堂跡地」
長谷寺を開山した修験道の祖、「役行者」の像を安置する堂で、元禄5年(1692年)に再建されたが、昭和20年(1945年)の土砂流入に倒壊した。開山堂建立予定になっている。
「白山神社」
境内から登ったところに「白山神社」がある。神仏習合時代の名残と思われる。
「白岩観音の観音堂」
白山神社から見た白岩観音の観音堂である。長谷寺は高崎市の郊外に位置している。遠くに関東平野を望む榛名山麓の丘陵地帯にある寺院である。
「恵比須・大黒天の石神」
参道「水屋」付近に、恵比須・大黒天の石神がある。福をもたらすとして日本で信仰されている七柱(七福神)の神である。恵比須は、「大漁追福」の漁業の神で、唯一日本由来の神様である。大黒天は、大黒柱と現されるように「食物・財福」を司る神である。
「白岩山・長谷寺(白岩観音)の御朱印」
「白岩山・長谷寺」
坂東札所第15番の「長谷寺(ちょうこくじ)」は、(上野国こうずけのくに)群馬県高崎市白岩にある金峯山修験本宗の寺院である。山号は「白岩山(しらいわさん)」。本尊は「十一面観世音菩薩」である。「白岩観音」とも称される。この寺の創建年代等については不詳である。聖武天皇の勅願(ちょくがん)で、徳道上人が創建されたとも、奈良時代の日本の僧、行基が十一面観音を刻んだとも伝えられている。長谷寺は、遠く関東平野を望む榛名山麓の丘陵地帯にある寺院である。榛名山麓は梅や梨、桃の産地でもある。季節の花も楽しむ事ができる。
撮影日:
住所:群馬県高崎市白岩町448