秩父34ヶ所観音霊場

秩父札所 第14番

長岳山・今宮坊(横瀬町)

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秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「観音堂内陣」

本尊の聖観音半跏趺坐像(はんかふざぞう)片方の足を他のももにのせ坐禅のようにあぐらをかく雲中出現の霊像といわれている。午歳に開帳される


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「今宮坊」

今宮坊に向かう途中には今宮神社がある。神社の境内に宝暦9年(1759)の境内図が掲げられている。それは「今宮坊の古図」と記され今宮神社と今宮坊は同一敷地内にあった様子が描かれている。


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「観音堂」

今宮坊の観音堂の敷地は狭い。中央に三間四面の観音堂が建ち、左手に方一間の勢至菩薩堂や延命地蔵の小堂、裏に庚申塔や聖徳太子像などが集められている。


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「観音堂と後生車」

観音堂の右側手前に石の後生車がある。手で回せるようになっており、極楽往生を祈って後生車を回す。これも観音様の御利益である。


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「無縁塔」

一般に死者は親類縁者によって供養されているが、代を重ねるに連れ、墓の継承者の消滅などによって無縁化する場合が出てくる。このように埋葬者が無縁仏となった墓を一ヶ所に集めて寺が供養している。


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「延命地蔵尊」

境内に延命地蔵尊が立っている。この地蔵尊は信者が子供の無事成長、無病息災を願って奉納されたものと云われている。


秩父札所十四番  長岳山・今宮坊

「長岳山(ちょうがくざん)・今宮坊(いまみやぼう)」
宗派/臨済宗南禅寺派  本尊/聖観世音菩薩

昔、甲斐の武田軍と北條軍との戦が絶えなかった頃、武田軍が秩父にやってきては神社仏閣に火を付け、里人をいじめていた。この寺は長岳山金剛寺と呼ばれ、修験者の道場して非常に栄えた寺であったが、武田軍に焼かれてしまった。「信玄焼」といわれ、今でもその文献や口碑が各地に残っている。その後建てられたのが、今の観音堂である。本尊は、聖観世音木造漆箔、半跏趺坐像(はんかふざぞう)で江戸初期の作である。


昔より 立つとも知らぬ 今宮に
参る心は 浄土なるらん


撮影場所:長岳山・今宮坊

住所:埼玉県秩父市中町52-12