秩父札所 第28番

石龍山・橋立堂

(秩父市)

with コメントはまだありません

秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「巨大な岩壁を背に立つ観音堂」

観音堂の背後には巨大な絶壁がたたずみ、その影は礼拝者を飲み込まんばかりである。その迫力は一見の価値がある。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「橋立堂」

大岩壁の下にくい込むように立つ橋立堂は、屋根も垂木も組物も朱色に塗られた造りで、江戸中期の建立といわれている。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「橋立堂(観音堂)」

安置されている本尊は、漆箔寄木造りの馬頭観世音坐像。諸悪を食い尽くすとされる馬頭観世音が本尊となっている札所は大変に珍しい。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「前立の馬頭観世音菩薩」

馬頭観世音は馬頭を頭上に戴き、諸悪を食い尽くす観音さまである。橋立堂のものは三面六臂の坐像で、鎌倉時代の秀作といわれている。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「躍動感あふれる馬の銅像」

馬は、昔から旅や運送、農耕に役立つ大切な動物として飼育されたので、ここ橋立堂は、“馬の観音様”として信仰されてきた。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「境内の馬堂」

境内には馬堂があり、栗毛と白馬の彫像が祀られ、左甚五郎作だとされる木札が打ちつけられている。


秩父札所二十八番  石龍山・橋立堂

「石龍山(せきりゅうざん)・橋立堂(はしたてどう)」
宗派/曹洞宗  本尊/馬頭観世音菩薩

石龍山・橋立堂は、高さ80メートルもある石灰岩の直立した岩壁下に建てられ、観音堂は三間四面で江戸中期の建立のものといわれている。本尊は秩父札所唯一の馬頭観世音で、西国、板東、秩父の日本百観音のなかでも西国第29番の松尾寺と秩父第28番のここ橋立堂だけだ。その昔、弘法大師が柚の老木を刻んで馬頭観音とし、ここに安置したのが始まりといわれている。納経所の側に橋立鍾乳洞の入口があり、全長200㍍に及ぶ洞内を探索する事ができる。


霧の海 たち重なるは 雲の波
たぐひあらじと わたる橋立


撮影場所:石龍山・橋立堂

住所:埼玉県秩父市上影森675