秩父札所第16番 西光寺

無量山(むりょうさん)

西光寺(さいこうじ)

秩父札所 第16番【無量山・西光寺】 | フォトさいたま

「山門」

参道を進むと「無量山(むりょうさん)」の扁額を掲げる棟門(むねもん)形式の山門。本柱を2本立てて棟を高く上げ、屋根を切妻造りにした平入りの山門をくぐると正面が本堂である。


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「本堂・観音堂」

正面九間、奥行き六間の寄棟堂に、起(むく)り屋根の向拝をつけた本堂・観音堂である。宝永7年(1710年)の建立と伝えられている。


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「本堂向拝」

本堂は、寄棟造りの大きな建物で、奈良時代の高僧「行基(ぎょうき)」の作と伝えられる本尊「千手観世音菩薩」が安置されている。本堂正面の欄間には、釈迦の「涅槃像(ねはんぞう)」がある。


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「回廊堂」

四国八十八ヶ所の「札所寺院」の本尊の写しを祀ったコの字形の回廊堂である。回廊堂を一巡すれば、四国八十八ヶ所巡拝と同じ功徳があるといわれている。


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「札堂」

この「札堂(ふだどう)」は、現在の「本堂・観音堂」が建てられるまでは、本尊が安置されていた観音堂だった。柱には納札(木札)を打った釘や釘跡が無数残っている。秩父札所で「札堂」が現存しているのは、ここ西光寺だけである。


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「金比羅大権現堂」

「金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)」は、香川県琴平町の「象頭山(ぞうずさん)」の「金刀比羅宮(ことひらぐう)」に祀られている神である。


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「宝篋印塔」

西光寺は、かつて寺子屋だったと云われている。この寺で学んだ子供たち(筆子)が師匠のために立てたという「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」で、いわゆる「筆子塚(ふでこづか)」である。


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「招福・酒樽大黒」

境内の左側に、茅葺き屋根をのせた大きな酒樽があり、1日3合、30年分の酒が入るという、中にこぶりの大黒天が祀られている。


秩父札所第16番 無量山・西光寺を動画でご覧ください。


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「無量山・西光寺の御朱印」


「無量山(むりょうさん)・西光寺(さいこうじ)」

昔々、円比丘という僧がいた。ある夜、月を眺めていると老婆が現れ、「観音様をまねくからどうか私の菩堤を弔ってほしい」と言って姿を消した。円比丘がさっそく霊を供養すると、約束どおり観音像を授かり御堂を造って納めた。それが西光寺の「千手観世音菩薩」といわれている。西光寺は、最古の観音堂と思われる。堂内に残る種々の造作の跡から元来のすがたと種々の変遷を経たことが想像される。また、「札堂(ふだどう)」より元禄、享保等の紀年を有する多くの「納札(のうさつ)」が発見され、その納札(木札)を打ち付けた柱の無数の釘跡が歴史を感じさせる。


秩父札所 第16番【無量山・西光寺】 | フォトさいたま


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撮影日:

住所:埼玉県秩父市中村町4-8-21