西国札所 第25番

御嶽山・播州清水寺

(播磨國・兵庫県加東)

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西国札所 第25番【御嶽山・播州清水寺】 | フォトさいたま

「播州清水寺」

西国三十三観音札所には、清水寺が二ヶ所ある。第16番札所である、京都の清水寺と、ここ兵庫県の第25番札所清水寺である。京都の清水寺と区別するため、通称「播州清水寺」と呼んでいる。地元では、「きよみずさん」で親しまれている。


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「仁王門」

仁王門(楼門)は、以前には、旧参道の頂上にあったが、昭和50年(1975年)の台風で全壊してしまった。昭和55年(1980年)に場所を変えて、この地に新築再建された。


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「大講堂(札堂)」

神亀2年(725年)聖武天皇が「行基(ぎょうき=奈良時代の僧)」に命じて大講堂を建立。行基が、刻んだ千手観音像を安置した。現在の建物は、大正6年(1917年)に再建された。西国二十五番の札堂でもある。


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「大講堂(札堂)内陣」

大講堂に安置されている、西国札所本尊の「十一面千手観世音菩薩坐像」は、大正時代の再建のときに、古様(えにしえざま)に造られたものである。


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「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」

推古35年(627年)に「推古天皇」が直々根本中堂を建立。法道仙人が刻んだ十一面観世音菩薩を本尊として安置した。秘仏となっている。


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「滾浄水(こんじょうすい)」

清水寺を開山した「法道仙人」が、水神に祈って湧水した霊水と云われている。清水寺と称される由来の地である。「おかげの井戸」として親しまれている。


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「薬師堂」

平安時代末期に創建。現在の建物は、昭和59年(1984年)に再建された。本尊・薬師如来が安置されている。堂内の上部壁には、上半身飛び出すような形で「十二神将像」が、ぐるりと配置されている。


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「地蔵堂」

昭和12年(1937年)に創建。現在の建物は昭和57年(1982年)に再建された。本尊は、子安地蔵の姿をしている。ほかにも、堂内には数多くの地蔵菩薩が安置されている。


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「鐘楼」

元の鐘楼は、大正2年(1913年)に焼失してしまった。現在の鐘楼は、大正9年(1920年)に再建されたものである。


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「鐘楼内部」

大正8年(1919年)に鋳造された梵鐘が吊されている。清水寺の鐘の音は、播磨、丹波、摂津の国に響き渡ったと云われている。
開運の鐘の音として親しまれたと伝えられている。


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「御嶽山・播州清水寺の御朱印」


「御嶽山・播州清水寺」

西国札所第25番の「播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)」は、(播磨國はりまのくに)兵庫県加東市平木にある、天台宗の寺院である。山号は「御嶽山(みたけさん)」、本尊は「十一面千手観世音菩薩」である。この寺は、同じ西国三十三観音の第16番の札所である京都市の「音羽山・清水寺」と区別するため、「播州清水寺」と呼んでいる。地元では昔から「きよみずさん」と親しまれてきた。寺の歴史は古く、今から1800年前(古墳時代)、インドから渡来した「法道仙人(ほうどう=インドの仙人)」が御嶽山に住居して、国家安全、五穀豊穣を祈願したのが始まりと云われている。推古35年(627年)に推古天皇直々に「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」を建立。法道仙人が刻んだ十一面観音像を安置した。さらに神亀2年(725年)聖武天皇が「行基(ぎょうき=奈良時代の日本の僧)」に命じて大講堂を建立。行基が刻んだ千手観音像を安置した。寺は、兵火、山火事など、何度も災害に遭いながらそのつど復興を遂げてきた。大正の火災後に、古様(えにしえざま)に造られた札所本尊の、十一面千手観世音菩薩坐像を大講堂に祀った。


撮影場所:御嶽山・播州清水寺

住所:兵庫県加東市平木1194