西国札所 第28番

成相山・成相寺

(丹後國・京都府宮津市)

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西国札所 第28番【成相山・成相寺】 | フォトさいたま

「天橋立(あまのはしだて)」

成相寺のパノラマ展望所から見た「天橋立」。天橋立は、陸奥の「松島」、安芸の「宮島」とともに、日本三景とされている。


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「山門」

入母屋造りの八脚門で、守護法神として仁王像を安置している。門の梁には見事な彫刻が施されている。


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「本堂(観音堂)」

もともと、本堂は、現在より山の上に建てられていた。山崩れのため現在地に移転した。現本堂は、安永3年(1774年)に再建されたものである。


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「本堂・外陣」

本尊の「聖観世音菩薩」は、身代わり観音や美人観音として知られている。御伽草子(おとぎぞうし)に登場する美しく心も優しいといわれる、梵天国王の姫君が姿を変えた観音様と云われている。絶世の美女「小野小町」も信仰したとか!


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「真向の龍」

本堂・外陣の欄間に掲げられている。飛騨の伝統的な彫刻職人「左甚五郎」作と伝わる作品である。雨乞いのため、龍の彫刻を成相寺に奉納したものである。


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「撞かずの鐘」

鐘を鋳造するとき、二度続けて失敗してしまった。三度目にとりかかったとき、見物人の乳飲み子が、溶けた銅の中に落ちてしまった。鐘は見事に出来上がって、鐘楼に吊して撞いて見ると、赤ん坊の鳴き声に聞こえため、寺では鐘を撞くのをやめたと云うことである。


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「五重塔」

平成10年(1998年)に再建された。鎌倉時代の建築様式を再現した木造の塔である。


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「一願一言(ひとこと)地蔵」

この地蔵は、願い事を、一言でお願いすれば、どんな事でも叶えの利益があると云われている。安楽・ポックリの往生も叶えられると伝承されている。


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「鉄湯船(てつゆぶね)」

寺の湯屋で湯船として使用していたものである。湯釜で沸かした湯を入れ、かかり湯をしていた。後に薬湯を沸かして怪我や病気を治療していたとも伝えられている。


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「成相山・成相寺の御朱印」


「成相山・成相寺」

西国札所第28番の「成相寺(なりあいじ)」は、丹後國(たんごのくに)京都府宮津市成相寺にある、橋立真言宗の寺院である。山号は「成相山(なりあいさん)」、本尊は「聖観世音菩薩」である。この寺は、日本三景の一つ「天橋立(あまのはしだて)」を一望する標高569メートルの「鼓ヶ岳」の山腹にある。慶雲元年(704年)文武天皇(もんむてんのう)の祈願寺として、「真応上人」が創建したと云われている。本尊の聖観世音菩薩は、「身代わり観音」や「美人観音」として知られ、信仰を集めている。昔、一人の僧が雪深い草庵(簡単な茅葺きの堂)にこもって修行中、食料も尽き餓死寸前となった。僧が本尊に祈ったところ、堂の外に傷の付いた猪(鹿)が倒れていた。僧は、肉禁食を破って猪の腿をそぎ、鍋にして食べて飢えをしのいだ。やがて雪が消え、寺に来た里人が、本尊の腿が切り取られ、鍋の中に木屑が散っているのを見つけた。僧は観音様が身代わりになって救ってくれたと悟り、木屑を腿につけたら本尊は元の姿になった。このことから、願うことが成り合う寺として、成合(相)寺と呼ばれるようになったと云われている。


撮影場所:成相山・成相寺

住所:京都府宮津市成相寺339